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BTOパソコンの延長保証は必要?伸びるのは期間だけで、落下や水濡れは対象外

BTOパソコンの延長保証でよくある誤解から書きます。延長で伸びるのは「期間」だけで、「範囲」は広がりません。落下・水濡れ・盗難は、5年に延ばしても対象外のままです。範囲を広げるのは物損保証という別の商品です。この記事では各社の公表値を整理したうえで、自分で部品を替えられるかという軸で判断基準を示します。各社の値は公式サイトの公表内容で、当サイトは検証していません。

BTO各社の保証と延長の条件

BTOパソコンの標準保証は1年が基本で、各社が延長を用意しています。ただし「何年まで」だけでなく「何が含まれるか」が店ごとに違います。

ショップ 延長の上限 特徴として公表されている内容
ドスパラ 最長5年 往復送料が無料
マウスコンピューター — 標準で3年・追加料金なし
パソコン工房 最長4年 物損付きプランも選べる
ツクモ — 定額制で延長保証料が安め
フロンティア — 本体が安いぶん保証に回せる
ストーム 3年に延長可 部品代は自己負担
MDL.make — 延長期間も部品代・送料まで無料
レノボ — ゲーミングノートは事故保証も選べる

各社の値は公式サイトの公表内容です。元記事に記載されていたものを整理したもので、当サイトが各社の商品ページを直接確認したものではありません。条件は変わるので、購入前に各社の公式サイトで確認してください。

標準保証の範囲

まず標準で何が守られるかを押さえます。一般的にBTOの標準保証は自然故障を対象にします。

状況 標準保証の対象
使っていたら電源が入らなくなった 対象
グラボが故障した 対象
落として壊した 対象外
飲み物をこぼした 対象外
自分で部品を交換して壊した 対象外
盗まれた 対象外

この整理は一般的な条件で、各社の規約を照合したものではありません。必ず購入前に各社の規約を確認してください。

重要なのは落下と水濡れが標準では対象外という点です。ここを守るのは次章の物損保証になります。

延長で伸びるのは「期間」だけ

最も誤解されやすい点です。延長保証は期間を伸ばすもので、範囲を広げるものではありません。

標準で対象外のもの(落下・水濡れ・盗難)は、延長しても対象外のままです。5年に延ばしても、落として壊したら自己負担になります。

範囲を広げたい場合は物損保証という別の商品になります。公表値ではパソコン工房が物損付きプランを用意し、レノボがゲーミングノートで事故保証を選べるとされています。

つまり比べるべきは「何年か」と「何が含まれるか」の2軸です。年数だけで選ぶと、必要な範囲が入っていないことがあります。

送料と部品代という隠れた費用

保証の条件で金額に直結するのがここです。

負担する可能性があるもの 公表値で無料とされている例
往復の送料 ドスパラ(往復送料無料)/MDL.make(送料まで無料)
部品代 MDL.make(部品代も無料)
診断料 —

ストームは部品代が自己負担と公表されています。保証期間内でも、交換する部品の代金は払うという形です。

デスクトップPCは重く、往復の送料は無視できません。「保証が5年」と「送料が無料」は別の条件なので、両方を見てください。

各社の値は公式サイトの公表内容です。元記事に記載されていたものを整理したもので、当サイトが各社の商品ページを直接確認したものではありません。条件は変わるので、購入前に各社の公式サイトで確認してください。

延長が「いらない」と言われる4つの理由

延長保証に否定的な意見にも根拠があります。4つに整理します。

  1. 保証期間内に壊れる確率がそれほど高くない。初期不良は標準保証の期間で出ます
  2. 故障しやすい部品の修理費が安い。電源やファンは部品代が小さい部分です
  3. デスクトップなら自分で部品を交換できる。ケースを開けて差し替えられます
  4. 対象外になるケースが多い。落下・水濡れ・自分での改造は対象外です

この4点は当サイトが元記事の論点を整理したもので、故障率のデータを持っているわけではありません。

特に3番が効きます。自分で部品を替えられるなら、保証の価値は下がります。逆にノートPCは分解できないので、保証の価値が上がります。

故障しやすい部品と修理費

前章の2番を具体的にします。壊れやすい部品と、高い部品は別です。

部品 壊れやすさ 交換費用の目安
ケースファン 動く部品なので消耗する 小さい
電源 経年で劣化する 中
ストレージ(SSD) 書き込みの上限がある 中
グラボ 動く部品はファンだけ 大きい
マザーボード 壊れにくい 大きい
CPU 最も壊れにくい 大きい

この整理は一般的な傾向で、当サイトは故障率を観測していません。

読み取れるのは「壊れやすいものは安く、高いものは壊れにくい」という関係です。ファンが壊れても数千円、CPUは高価だがめったに壊れません。

延長保証が効くのはその中間です。グラボと電源は、壊れる可能性がありつつ交換費用も大きい部分にあたります。

保証を使うときの流れ

実際に故障したときの手順も、判断材料になります。

  1. 店に連絡する。電話かWebフォーム
  2. 本体を送る(または持ち込む)。デスクトップは重く、箱が必要です
  3. 診断を待つ。この間はPCが使えません
  4. 修理または交換。部品の在庫しだいで時間が変わります
  5. 返送を受け取る

3番と4番の間、PCが手元にありません。ここが見落とされやすい部分で、仕事や配信に使っている場合は影響が出ます。

一方で自分で部品を替えるなら、部品が届いた日に直ります。保証を使うと安いが時間がかかり、自分で直すと費用がかかるが早い、という関係です。

当サイトは各社の修理期間を調査していません。購入前に目安を確認してください。

購入時の箱を取っておく

前章の2番に関わる実務的な話です。保証を使うとき、送るための箱が必要になります。

デスクトップPCは精密機器で、しかも重いです。購入時の箱と緩衝材は、専用に作られているので最も安全です。別の箱に入れて送ると、輸送中に壊れる可能性があります。

つまり延長保証を付けるなら、箱も保管する前提になります。置き場所がない場合、保証の価値が下がるという関係です。

各社が箱を必須としているかは当サイトで確認していません。ただし輸送の安全という点では、取っておく価値があります。

自分で交換できる部品

前章の3番を具体的にします。デスクトップで交換しやすい部品です。

部品 交換のしやすさ 保証の価値
メモリ 差すだけ 低い
ストレージ 差すだけ(機種による) 低い
ケースファン ネジとコネクタ 低い
電源 配線のやり直しが必要 中
グラボ 差し替えは容易・電源とケースに依存 中
CPU・マザーボード 分解が大きい 高い
ノートPC全般 ほぼできない 高い

この整理は一般的な構成を前提にした当サイトの判断で、個々の機種で交換できるかは調査していません。

読み替えると、自分で触れる人がデスクトップを買うなら延長の価値は低く、触らない人やノートPCなら高いという切り分けになります。

注意点が1つあります。自分で部品を交換すると、それが原因の故障は保証の対象外になることがあります。保証を使うつもりなら、開ける前に規約を確認してください。

標準3年という選択肢

公表値で目を引くのがマウスコンピューターの標準3年です。多くの店が標準1年なので、延長を買わずに3年になります。

これは判断を簡単にします。延長保証を付けるかどうかを考える必要がありません。他社で3年に延ばす費用と、本体価格の差を比べるだけになります。

同じくMDL.make は延長期間も部品代・送料まで無料と公表されています。前章のとおり送料と部品代は別の条件なので、ここが無料なのは大きい差です。

いずれも公式サイトの公表内容で、当サイトは確認していません。条件は変わるので購入前に確認してください。

読み替えると、保証を重視するなら標準の年数と無料の範囲で店を選ぶという判断もありうるということです。ただし当サイトが実データを取得しているのはドスパラだけなので、本体の価格と構成を比較できるのはその範囲に限られます。

延長を付けるべき条件

ここまでを1つの基準にまとめます。

こういう人 延長保証 理由
ノートPCを買う 付ける 自分で直せない
持ち運ぶ 物損付きを検討 落下は標準では対象外
自分で部品を替えられる 不要に近い 交換で解決できる
デスクトップで据え置き 標準でも可 自然故障の確率しだい
長く使うつもり 付ける 期間が延びるほど故障の可能性は上がる

この分類は当サイトの判断です。各社が示している基準ではなく、保証の範囲と交換の難易度から引いたものです。

もう1つの軸は本体価格です。本体が安ければ、保証料が本体価格に対して占める割合が大きくなります。高い機種ほど延長の割安感が出るという関係になります。

ドスパラで調べた価格帯

ドスパラのGALLERIAとTHIRDWAVEを27台調べました。うちグラボの倍率を出せるデスクトップは21台です。ノート1台はノート用GPU、5台は内蔵グラフィックスで、デスクトップ版と別物なので倍率を出していません。以下はコラボモデルを除いた7台に絞った話で、ドスパラの全機種を調べたものではありません。倍率の出し方は性能スコアの算出方法に書いています。

保証料は商品ページから同じ形で取れないため、ここでは本体価格だけを示します。前章のとおり、本体価格に対する保証料の割合が判断材料になります。

7台の内訳は RTX 5050 が1台、RTX 5060 が1台、RTX 5060 Ti が3台、RTX 5070 が2台。下の表はこのうち価格帯の違う代表3台です。

型番 グラボ メモリ 価格(税込) 公式推奨に対する余裕
GALLERIA XGC5M-R55-GD 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』7台で最も安い GeForce RTX 5050VRAM 8GB 16GBメモリ DDR5 199,980円
倍率を出せません
◎ 迷ったらこれGALLERIA XGC5M-R56-GD 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』グラボだけ上がる GeForce RTX 5060 16GBメモリ DDR5 234,980円
倍率を出せません
GALLERIA XPR7A-R57-GD Ryzen 7 7700搭載 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』SSDも1TB GeForce RTX 5070VRAM 12GB 16GBメモリ DDR5 299,980円
倍率を出せません

※「余裕あり」「推奨に届かない」などの一言と帯は、当サイトの言い換えです。公式の判定でもfpsでもなく、メーカー公表スペックだけから出した倍率に付けています。帯の目盛りは対数(0.2倍〜8倍が全幅、縦線が1.00倍)なので、帯の長さの比は性能の比ではありません。 → スコアの算出方法と全登録製品

本体価格と保証料の関係

GALLERIA XGC5M-R55-GD(199,980円)とGALLERIA XPR7A-R57-GD(299,980円)の差は 299,980−199,980=100,000円 です。

保証料が同額なら、高い機種のほうが本体価格に対する割合は小さくなります。逆に安い機種では、保証料の比重が相対的に大きくなります。

ただし当サイトは各社の保証料を調査していません。定額制か、本体価格に対する割合かも店によって違います。したがって具体的な金額の比較はできません。

言えるのは判断の軸が2つあることだけです。①自分で部品を替えられるか ②本体価格に対して保証料がいくらか。②は購入時の画面で分かります。

GALLERIA は『Minecraft』同梱

今回調べたGALLERIAは、商品名に「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版」が付いています。同時に調べたTHIRDWAVEには付いていません。

つまり上に挙げた価格には Minecraft と PC Game Pass が付いた状態の値段が含まれます。要らない人にとっては選ぶ余地がなく、同梱の付かない同型番が別にあるかどうかは調べていません。

本体以外に要るもの

PC本体だけでは画面が映りません。モニターとキーボード・マウスが別に要ります。上に挙げた価格はすべて本体のみで、送料・保証・カスタマイズ料金も含まれていません。

品目 本記事での扱い
PC本体 GALLERIA XGC5M-R56-GD 234,980円(税込)
モニター 調査していません(ドスパラの周辺機器は今回の調査対象外)
キーボード・マウス 調査していません
ゲーム本体 調査していません

合計金額は出せません。4点のうち3点の価格を調べていないためです。推測で足すと実際と違う額になるので、空欄のまま残します。

周辺機器にも保証が付くことがありますが、本体の保証とは別の条件です。当サイトは周辺機器の保証を調査していません。

BTOパソコンの延長保証まとめ

判断の軸は「何年か」ではなく「何が含まれるか」と「自分で直せるか」です。

  • 延長で伸びるのは期間だけ。落下・水濡れ・盗難は延長しても対象外です
  • 範囲を広げるのは物損保証という別の商品です。公表値ではパソコン工房とレノボにあります
  • 送料と部品代は別の条件。ドスパラは往復送料無料、ストームは部品代が自己負担と公表されています
  • 自分で部品を替えられるなら価値は下がります。ノートPCは分解できないので上がります
  • 自分で交換すると、それが原因の故障は対象外になることがあります
  • 本体価格に対する保証料の割合も見てください。安い機種ほど比重が大きくなります

各社の値は公式サイトの公表内容です。元記事に記載されていたものを整理したもので、当サイトが各社の商品ページを直接確認したものではありません。条件は変わるので、購入前に各社の公式サイトで確認してください。

ドスパラの価格・在庫・スペックは2026年10月16日に商品ページから調べたものです。当サイトは故障率のデータを持っていません。

本記事はアフィリエイト広告を利用しています。商品リンクから購入された場合、当サイトに収益が発生することがあります。掲載内容と順位は当サイトが独自に判断したもので、広告主から対価を受けて操作したものではありません。

GALLERIA XGC5M-R56-GD

【迷ったらこれ】

GALLERIA XGC5M-R56-GD / ドスパラ

調べた7台の中位です。保証料の割合を見るときの基準にしてください。

CPU Core Ultra 5 225F
GPU GeForce RTX 5060
メモリ 16GBメモリ DDR5
ストレージ 500GB Gen4 SSD
OS Windows 11 Home

234,980円(税込)

ドスパラの商品ページで最新価格を見る

画像:ドスパラ 商品ページより

GALLERIA XGC5M-R55-GD

【価格を抑える】

GALLERIA XGC5M-R55-GD / ドスパラ

7台で最も安い構成。本体が安いぶん、保証料の比重は相対的に大きくなります。

CPU Core Ultra 5 225F
GPU GeForce RTX 5050 8GB
メモリ 16GBメモリ DDR5
ストレージ 500GB Gen4 SSD
OS Windows 11 Home

199,980円(税込)

ドスパラの商品ページで最新価格を見る

画像:ドスパラ 商品ページより

GALLERIA XPR7A-R57-GD

【長く使うなら】

GALLERIA XPR7A-R57-GD / ドスパラ

SSDが1TBで容量にも余裕があります。長く使う前提なら延長保証の価値も上がります。

CPU Ryzen 7 7700
GPU GeForce RTX 5070 12GB
メモリ 16GBメモリ DDR5
ストレージ 1TB Gen4 SSD
OS Windows 11 Home

299,980円(税込)

ドスパラの商品ページで最新価格を見る

画像:ドスパラ 商品ページより

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